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COLUMN/BLOG

コラム

2023.09.25

行事と、郷土料理の関係

皆さま こんにちは 田中です。

暑さ寒さも彼岸までという言葉の通り、お彼岸に入ったら信州はぐんと涼しくなりましたね。
秋分の日は、昼と夜の長さが等しくなる日と言われるように、9月下旬になると日が短くなった感を実感します。

さて、信州の感動をお届けするYouTube『感動デリバリーチャンネル』にて
秋のお彼岸に合わせてくるみおはぎをつくり、“郷土料理をつくる”シリーズをお送りしました。



お彼岸に、ぼたもち・おはぎをお供えする慣習。
所説あるようですが
あんこの材料である小豆に魔除けや不老長寿の願いが込められているため だったり
砂糖は貴重だったことから、お供えすることでご先祖様への気持ちを表す といったことから由来しているそうです。

おはぎぼたもち
春のお彼岸にお供えする「ぼたもち」の由来になっているのは、春の花の牡丹
秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」は、秋の七草のひとつでもある萩の花にちなんで。
お彼岸の季節に美しく咲く花になぞらえたものをお供えして、ご先祖様を供養する。

日本には美しい四季があり、なぞらえて行事・祭事に採り入れ、縁起を担いだり、だれかを敬ったり。
昔の人のそういった感性や思考に、伝統や文化を知るごとに感嘆と感動が溢れます。美しき国、日本。


今回ズームインしたのは東信東御市
生産量が日本のトップクラスである「くるみ」は東御市の特産。

特産のくるみとお米でつくる くるみおはぎは、お祭りやお彼岸など人が集まるときやお祝いのときに
つくられてきた地域の伝統食だそうです。

人が集まるとき。それは行事や祭事。
そのときに神様や、ご先祖様にお供えしたり、皆で囲むごちそうとして並んぶのが郷土料理
現代のような栽培や流通とはまったく違う時代は、その土地で、その季節に採れるモノがごちそうだったことと思います。
収穫した食材を、お祝い感にあふれたり、だれかを敬ったりする気持ちを表すための工夫がなされてきたことを感じます。

人が集まるとき、郷土料理がごちそう。
東御市にズームインして、くるみおはぎをつくってみたことで
日本の、そして信州の素敵な文化に触れ、感動を味わいました。


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各家庭でのそれぞれのレシピがあるそうですが、お米の配合や、味付けは
【JAう信州うえだ女性部さんのレシピ】にならってつくってみました!

なんと!味噌味なるものがあり、これまた信州を感じます。


材料はシンプル。
炊き立てのもち米を程よくつぶし、丸めて。
擂っておいたくるみに、調味料を加えてつくった2種の衣をしっかりまとわせたら完成!

本当にまたつくって食べたくなる美味しさです。

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