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コラム
2023.02.15
楽しみ方イロイロ『マツモト建築芸術祭』
皆さま こんにちは 田中です。
2月26日まで開催中の『マツモト建築芸術祭』。昨年初めての開催で6万人越えの来場者となり話題になりました。
ボランティアスタッフとして、今年も関わらせていただいております。アートも建築も詳しいことは分からない私ですが、このイベントに関わってみたいと思い応募した理由は松本の文化や財産を活かした、ここにしかないもの・できないことが誕生することに、とても魅力を感じワクワクしたからです。
今年はまだ数日間しか現場には入っていませんが、一日入るだけでもたくさんの来場者の方といろんな会話ができ、またスタッフ同士で会話する中で、様々な発見があったり知ったりと、改めて松本の魅力を感じる機会にもなっています。
いよいよ開催期間の後半戦!
これから見に行ってみようと思っていた方、行くつもりはなかったけどちょっと気になっていた…という方のイチ参考になればと思い書き記します♪
≪★公式サイト マツモト建築芸術祭★≫ より↓↓↓
マツモト建築芸術祭は、実行委員長である齊藤忠政の呼びかけのもと、長野県松本市の魅力のひ とつであるノスタルジックな建築物を会場にアート作品を展示、その対比・融合・共鳴により、松本の街に新たな化学変化を起こし、松本の活性化につなげようという趣旨で、2022年からス タートした芸術祭です。
松本市には国宝「松本城」や「旧開智学校」だけではなく、なまこ壁の土蔵造りの建物や、正面 を西洋風に装飾した「看板建築」といわれる店舗兼住宅など、日本の近代化を象徴するさまざま な建築物が数多く残り、独特の街並みを形作っています。
当芸術祭では、普段の暮らしの中に存 在するそのような「名もなき建築」の価値を多くの人たちに再認識してもらい、活用に向けての 後押しをすることも目標としています。 また、観光客が少なくなる冬の時期に毎年開催し、街のにぎわい作りに寄与します。
今年は共通パスが必要
共通パスは1,000円 *中学生以下は無料*
「上土シネマ」が今回のインフォメーションセンターにもなっており、ここで共通パスの購入ができます。
2008年に閉館、地元の中高年世代の方にとっては懐かしい映画館。昨年も開催会場のひとつとなったことで14年ぶりに開いたことを、ご近所の年配女性の方がとても喜んでいらっしゃって、お話し聞かせてくれました。
かつての風景はこうだったそう!(下記)
昨年は無料開催だったので「今年は有料なんだね!」という声もちらほら聞こえますが、19会場の内、なんと無料で鑑賞できる場所が8カ所もあるのです!
しかも、内3カ所は屋外展示のため営業時間に関わらず鑑賞が可能!
共通パス購入を迷う方は、こういった場所を楽しんでから考えてみるのも一案♪
松本城すぐ近くの喫茶店の壁に描かれた作品 *屋外展示*
こちらは新!松本博物館の外観に掲げられた写真作品 *屋外展示*
お目当ての作品や建物が見ることができた方は「もうこの1ヵ所で1,000円以上の価値を味わえた!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
そういう訳じゃない方ももちろん多くいらっしゃり、でも何カ所か巡ってきた有料パスの来場者さんからいただく多くのコメントは「1,000円でこの内容はいいよね」。実際に足を運び、巡ってみたことでそう感じられる部分も大きいのかもしれません。普段は入れない建物に入ることができること、建築物を見たり、作品を見たり、それら融合した空間を味わう…体感を重ねていくことで、そう感じるのかもしれませんね。
何を見たいか?によっては、ざっくり計画を立てるのがオススメ ✓ お目当ての作家さんの作品を見たくて来た!
✓ あの建築物を見たくて来た!
✓ 普段は入れないあの建物に入れるから!
✓ 松本の街並みや文化を味わいたくて来た!
✓ テレビで見たからちょっと行ってみるかなと思って!
✓ 松本方面に用事があったので、せっかくだから寄ってみた!
お話を伺うと、想いやきっかけは様々です。
会場となる場所は日ごろ営業をしている店舗もあり、定休日があることも。
また、諸事情で急きょの休館日等が発生することもあるため、ぜひこの作品が見たい・この会場が見たいとお目当てがある方は、サイトやSNSであらかじめチェックされることをお勧めいたします。特に県外からお越しの方は滞在が今日だけ、とか今日明日で巡ろうと思っているという方も多いので、お目当てがある方は巡る順やルートなど、移動時間も含めた計画をざっくりでも立てられるといいと思います。
松本館2Fの窓。来場者の方々こういった部分にもとても感動されています
池上邸 土蔵
その日の様子で巡ろうかなーとゆったりコースを考えている方は、ぜひ松本の町並みも味わいながら散策も楽しみながらの鑑賞も素敵な過ごし方です♪
共通パスは期間中有効なので(未鑑賞の場所に限る)地元エリア方は数日間に分けて楽しむ方法もありますね。先日出会った来場者さんは、近所にお勤めで仕事のお昼休憩を活用してコツコツまわってます♪と!
なるほど~ そういう巡り方もまた乙。この地域にいる特権ですね。
私もボランティアの合間に出掛けたりして、これまでに半分くらいを鑑賞いたしました♪
会場はこの のぼり旗が目印
楽しみ方イロイロ 大好きな作家さんの作品を見たくて都内から来たという女性2名の方が、熱心にその作家さんの魅力を話してくださいました。
そして最後に「松本に初めて来たけど、いい町よね」。そう言われたら今度は…私の話す番です。笑
戦争で大きな空襲を免れたから貴重なこの町並みが残っていると言われていること、道路をわざとずらして交差させた「食いちがい」(戦国時代、敵陣の攻めから城を守るために成された工夫のひとつ)は城下町の名残であることなどをお話しすると、「なるほどね~ このあともうちょっと歩いて町見てみようかね」なんてふたりで話をしてくださいました。
松本は湧水も有名。歩くといろんなところで出会えます♪ 夏は冷たく、冬はやわらかい温度(キンキンに冷えてないのです)なことに驚きです。
来場者の方とお話しする中で、2名同じ状況の方に出会いました。この1~2年の間に松本へ越してきたというシニア世代の女性。県外に住んでいたけどコロナ禍をきっかけに息子さん(娘さん)夫妻が居る松本に移住することになった、越してきても時節柄あまり外出ができず まだ松本をよく知らない。松本を知りたくて今回まわってみている…というお話を聞かせてくださいました。
来場のきっかけは皆さん本当に色々。でも松本の町に出掛けるという共通点!
この冬の祭典が、そうしたいろんな人たちをつなぎ、松本の町の華やぎになっていると感じます。
名建築にアートが住み着くマツモトの冬。
楽しみ方は人それぞれ。自分なりの味わい方でこの祭典を楽しみ、松本の町を楽しむひとときになる方が多いほど、信州の感動を発信しているアラウンドバッテリーとしても嬉しい限りです♪
ご興味お持ちになられた方はぜひお出かけくださいませ! 2/26(日)まで開催です。
2月26日まで開催中の『マツモト建築芸術祭』。昨年初めての開催で6万人越えの来場者となり話題になりました。
ボランティアスタッフとして、今年も関わらせていただいております。アートも建築も詳しいことは分からない私ですが、このイベントに関わってみたいと思い応募した理由は松本の文化や財産を活かした、ここにしかないもの・できないことが誕生することに、とても魅力を感じワクワクしたからです。
今年はまだ数日間しか現場には入っていませんが、一日入るだけでもたくさんの来場者の方といろんな会話ができ、またスタッフ同士で会話する中で、様々な発見があったり知ったりと、改めて松本の魅力を感じる機会にもなっています。
いよいよ開催期間の後半戦!
これから見に行ってみようと思っていた方、行くつもりはなかったけどちょっと気になっていた…という方のイチ参考になればと思い書き記します♪
≪★公式サイト マツモト建築芸術祭★≫ より↓↓↓
マツモト建築芸術祭は、実行委員長である齊藤忠政の呼びかけのもと、長野県松本市の魅力のひ とつであるノスタルジックな建築物を会場にアート作品を展示、その対比・融合・共鳴により、松本の街に新たな化学変化を起こし、松本の活性化につなげようという趣旨で、2022年からス タートした芸術祭です。
松本市には国宝「松本城」や「旧開智学校」だけではなく、なまこ壁の土蔵造りの建物や、正面 を西洋風に装飾した「看板建築」といわれる店舗兼住宅など、日本の近代化を象徴するさまざま な建築物が数多く残り、独特の街並みを形作っています。
当芸術祭では、普段の暮らしの中に存 在するそのような「名もなき建築」の価値を多くの人たちに再認識してもらい、活用に向けての 後押しをすることも目標としています。 また、観光客が少なくなる冬の時期に毎年開催し、街のにぎわい作りに寄与します。
今年は共通パスが必要
共通パスは1,000円 *中学生以下は無料*
「上土シネマ」が今回のインフォメーションセンターにもなっており、ここで共通パスの購入ができます。
2008年に閉館、地元の中高年世代の方にとっては懐かしい映画館。昨年も開催会場のひとつとなったことで14年ぶりに開いたことを、ご近所の年配女性の方がとても喜んでいらっしゃって、お話し聞かせてくれました。
かつての風景はこうだったそう!(下記)
昨年は無料開催だったので「今年は有料なんだね!」という声もちらほら聞こえますが、19会場の内、なんと無料で鑑賞できる場所が8カ所もあるのです!
しかも、内3カ所は屋外展示のため営業時間に関わらず鑑賞が可能!
共通パス購入を迷う方は、こういった場所を楽しんでから考えてみるのも一案♪
松本城すぐ近くの喫茶店の壁に描かれた作品 *屋外展示*
こちらは新!松本博物館の外観に掲げられた写真作品 *屋外展示*
お目当ての作品や建物が見ることができた方は「もうこの1ヵ所で1,000円以上の価値を味わえた!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
そういう訳じゃない方ももちろん多くいらっしゃり、でも何カ所か巡ってきた有料パスの来場者さんからいただく多くのコメントは「1,000円でこの内容はいいよね」。実際に足を運び、巡ってみたことでそう感じられる部分も大きいのかもしれません。普段は入れない建物に入ることができること、建築物を見たり、作品を見たり、それら融合した空間を味わう…体感を重ねていくことで、そう感じるのかもしれませんね。
何を見たいか?によっては、ざっくり計画を立てるのがオススメ ✓ お目当ての作家さんの作品を見たくて来た!
✓ あの建築物を見たくて来た!
✓ 普段は入れないあの建物に入れるから!
✓ 松本の街並みや文化を味わいたくて来た!
✓ テレビで見たからちょっと行ってみるかなと思って!
✓ 松本方面に用事があったので、せっかくだから寄ってみた!
お話を伺うと、想いやきっかけは様々です。
会場となる場所は日ごろ営業をしている店舗もあり、定休日があることも。
また、諸事情で急きょの休館日等が発生することもあるため、ぜひこの作品が見たい・この会場が見たいとお目当てがある方は、サイトやSNSであらかじめチェックされることをお勧めいたします。特に県外からお越しの方は滞在が今日だけ、とか今日明日で巡ろうと思っているという方も多いので、お目当てがある方は巡る順やルートなど、移動時間も含めた計画をざっくりでも立てられるといいと思います。
松本館2Fの窓。来場者の方々こういった部分にもとても感動されています
池上邸 土蔵
その日の様子で巡ろうかなーとゆったりコースを考えている方は、ぜひ松本の町並みも味わいながら散策も楽しみながらの鑑賞も素敵な過ごし方です♪
共通パスは期間中有効なので(未鑑賞の場所に限る)地元エリア方は数日間に分けて楽しむ方法もありますね。先日出会った来場者さんは、近所にお勤めで仕事のお昼休憩を活用してコツコツまわってます♪と!
なるほど~ そういう巡り方もまた乙。この地域にいる特権ですね。
私もボランティアの合間に出掛けたりして、これまでに半分くらいを鑑賞いたしました♪
会場はこの のぼり旗が目印
楽しみ方イロイロ 大好きな作家さんの作品を見たくて都内から来たという女性2名の方が、熱心にその作家さんの魅力を話してくださいました。
そして最後に「松本に初めて来たけど、いい町よね」。そう言われたら今度は…私の話す番です。笑
戦争で大きな空襲を免れたから貴重なこの町並みが残っていると言われていること、道路をわざとずらして交差させた「食いちがい」(戦国時代、敵陣の攻めから城を守るために成された工夫のひとつ)は城下町の名残であることなどをお話しすると、「なるほどね~ このあともうちょっと歩いて町見てみようかね」なんてふたりで話をしてくださいました。
松本は湧水も有名。歩くといろんなところで出会えます♪ 夏は冷たく、冬はやわらかい温度(キンキンに冷えてないのです)なことに驚きです。
来場者の方とお話しする中で、2名同じ状況の方に出会いました。この1~2年の間に松本へ越してきたというシニア世代の女性。県外に住んでいたけどコロナ禍をきっかけに息子さん(娘さん)夫妻が居る松本に移住することになった、越してきても時節柄あまり外出ができず まだ松本をよく知らない。松本を知りたくて今回まわってみている…というお話を聞かせてくださいました。
来場のきっかけは皆さん本当に色々。でも松本の町に出掛けるという共通点!
この冬の祭典が、そうしたいろんな人たちをつなぎ、松本の町の華やぎになっていると感じます。
名建築にアートが住み着くマツモトの冬。
楽しみ方は人それぞれ。自分なりの味わい方でこの祭典を楽しみ、松本の町を楽しむひとときになる方が多いほど、信州の感動を発信しているアラウンドバッテリーとしても嬉しい限りです♪
ご興味お持ちになられた方はぜひお出かけくださいませ! 2/26(日)まで開催です。
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