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2024.05.28

菜の花と、野沢菜の関係。

こんにちは 田中です。

4月下旬~5月上旬あたりに見ることができる信州の絶景のひとつ菜の花畑
遠目に見ると黄色が一面に広がり、それはそれは美しい光景です。


昨冬に取材させてもらった長野市中条地区の小林野沢菜園さんに
「菜の花が満開の景観もまた素晴らしいから、春にぜひまた♩」と情報をいただいていました。

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お菜採りした畑が、春にこうして菜の花が満開になるというワケです

こいのぼりとのコラボレーションが一層の見ごたえに!

ところで、この菜の花って、あのお菜のあとに植えているってコト…? 

小林野沢菜園さんに伺ったところ
冬にお菜を採ったあと、根は土に残した状態で冬を越し、そうすると春にこうして花が咲くそうなのです…!

そして、菜の花の「さや」から種を採り、それを9月ころに種まきして、空きに育ち、初冬にあの「お菜」が収穫できるそうなのです…!

菜の花がやがて朽ちたら、それも一緒に耕し、そこに種をまくとのこと。

菜の花が土に還り、それが土の栄養分となり、次のお菜を種からまた立派に育ててくれる… 本来の自然の姿、自然の摂理ってこういうことなんだなと じわりじわりと感動が押し寄せてきました。


少し膨らんでいるところが「さや」。ここに種が入っているそう

感動が押し寄せた後に気付いたこと…
お恥ずかしながら そのようなサイクルを知らないどころか、これまで菜の花を見て「綺麗!」と感じる、そこ止まりで
どうやってその姿になっているのかそこに疑問を感じることすらしてなかったこと…

現代において、魚は切り身や調理済みのものしか見たことないから、魚の姿を知らない子供たちがいる…という話しを聞いたことがありますが、それは大人も同じだ…と感じました。
大人の世代はたまたま魚の姿を知っているだけなので、そのエピソードに驚き、危惧してしまうのでしょうが
今回の私のように、菜の花と野沢菜の関係を知らないことは、自分たちが食べているモノへの関心が低いということなんだと気付きました。

食べることが大好きな私ですが^^; 地元で収穫されて流通しているような身近なモノであったとしても
どう植えられ、育ち、収穫されているか、そして、そこにたくさんの人の たくさんの労力がかかっていることに意識がまだまだ向けきれてないこと。魚のエピソードと同じ類ですよね。。

こうして気付いたことも、また信州の感動につながっています。

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