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コラム
2023.06.07
信州の“月遅れ”とは? 菖蒲湯は6月5日に入る⁈
皆さま こんにちは 田中です。
長野県では“月遅れ”という表現があり
ひな祭りは4月3日に、端午の節句は6月5日に、七夕は8月7日に行事を行なう
1ヵ月遅れで行なう風習があります。
(引用して“月遅れ”について解説をしますと)
明治初めころ、暦の考え方が旧暦(月と太陽の動きを併せて基準にするもの)から
新暦(太陽の動きを基準にするもの)に変わったことにより、このときに暦に約1ヵ月のずれが生じたそうなのです。
ひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれますが、新暦の3月3日(現在の暦)は信州はまだまだ寒く、冬の気候。
桃の開花には程遠いことから、季節感を大切にして1ヵ月行事を遅らせる“月遅れ”を採り入れたという記述もありました。
また、七夕に関しても新暦の7月7日は梅雨の時期で雨と重なるため 1ヵ月遅らせて8月に行事を行なう地域が、長野県以外にも存在するみたいです。
月遅れの○○の地域では端午の節句も一般的な5月5日から1ヵ月遅れの6月5日としていることがほとんどのようです。
信州で生まれ育ち、暮らている私もまさに幼いころから6月5日が菖蒲湯の日。
今年もしっかり6月5日に菖蒲湯に浸かりました♩
なぜ菖蒲(しょうぶ)?
(こちらも引用いたしまして)
古代中国では雨季を迎える5月は病気や災厄が増えることから邪気を払う『端午の節句』と呼ばれる行事があり、菖蒲の持つ強い香りが邪気を払うとされていたことから
葉を軒先に吊るしたり、根を刻んで入れたお酒を飲んだり、葉を束ねてお風呂に入れる菖蒲湯に浸かる風習が生まれたようです。
その文化が日本に伝わる中で、勝負の葉が剣の形に似ていることから『尚武(武道を重んじること)』と同じ読みであることから、男の子の健康や成長をお祝いする行事へと発展していったようです
こうして日本に根付く行事ごとの由来を知ると、そこには必ず大切な人を想う気持ちから発展しているものばかり。
(あたりまえですが^^;)誰かが自分の欲を満たしたくて生まれた行事ってひとつもないことを改めて感じます。
あちらこちらで昨今言われている“AIにはないもの=人間にしかないもの”とは、行き着くところ、こういうことなのかもしれませんね。
行事に触れることで、文化に触れ、地域や日本を感じることで、人と人とのつながりを感じられる機会になっています。
・・・・・・・・・・
さて、今回『菖蒲』について調べていく中で、菖蒲の花(花菖蒲)を見て
アレ?あやめにそっくり…!と思いました。
今回知ったこと、あやめは漢字で書くと「菖蒲」だそうなのです…!知らなかった。。(変換すると出てきます)
調べていくと、似ているシリーズに「カキツバタ」も出てきて、たしかに色も形も良く似ています。
花弁の根本部分の模様(色)が異なるなど比較画像もあり、へぇ~!ほうほう!の連続。笑
現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」は、実在した植物学者さんをモデルとした内容でして、植物について研究を進めている段階…という時代の日本が舞台です。
植物図鑑というものは無く、自分たちで標本をつくり、顕微鏡で細部まで調べ研究する…という描写もあります。
花菖蒲もあやめもよく似ているし、咲く時期も近いから“同じもの”と当時の人々は認識していたとしたら、その後、植物学者たちの研究により『よく似ているけど、別モノである』が判明した植物のひとつだったりするのかな…なんて、ドラマの描写とリンクしつつ、想いを馳せてしまいました。
これからの季節は、夏の植物、草花を楽しめるときですね。
信州の6月も魅力満載です♩
長野県では“月遅れ”という表現があり
ひな祭りは4月3日に、端午の節句は6月5日に、七夕は8月7日に行事を行なう
1ヵ月遅れで行なう風習があります。
(引用して“月遅れ”について解説をしますと)
明治初めころ、暦の考え方が旧暦(月と太陽の動きを併せて基準にするもの)から
新暦(太陽の動きを基準にするもの)に変わったことにより、このときに暦に約1ヵ月のずれが生じたそうなのです。
ひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれますが、新暦の3月3日(現在の暦)は信州はまだまだ寒く、冬の気候。
桃の開花には程遠いことから、季節感を大切にして1ヵ月行事を遅らせる“月遅れ”を採り入れたという記述もありました。
また、七夕に関しても新暦の7月7日は梅雨の時期で雨と重なるため 1ヵ月遅らせて8月に行事を行なう地域が、長野県以外にも存在するみたいです。
月遅れの○○の地域では端午の節句も一般的な5月5日から1ヵ月遅れの6月5日としていることがほとんどのようです。
信州で生まれ育ち、暮らている私もまさに幼いころから6月5日が菖蒲湯の日。
今年もしっかり6月5日に菖蒲湯に浸かりました♩
なぜ菖蒲(しょうぶ)?
(こちらも引用いたしまして)
古代中国では雨季を迎える5月は病気や災厄が増えることから邪気を払う『端午の節句』と呼ばれる行事があり、菖蒲の持つ強い香りが邪気を払うとされていたことから
葉を軒先に吊るしたり、根を刻んで入れたお酒を飲んだり、葉を束ねてお風呂に入れる菖蒲湯に浸かる風習が生まれたようです。
その文化が日本に伝わる中で、勝負の葉が剣の形に似ていることから『尚武(武道を重んじること)』と同じ読みであることから、男の子の健康や成長をお祝いする行事へと発展していったようです
こうして日本に根付く行事ごとの由来を知ると、そこには必ず大切な人を想う気持ちから発展しているものばかり。
(あたりまえですが^^;)誰かが自分の欲を満たしたくて生まれた行事ってひとつもないことを改めて感じます。
あちらこちらで昨今言われている“AIにはないもの=人間にしかないもの”とは、行き着くところ、こういうことなのかもしれませんね。
行事に触れることで、文化に触れ、地域や日本を感じることで、人と人とのつながりを感じられる機会になっています。
・・・・・・・・・・
さて、今回『菖蒲』について調べていく中で、菖蒲の花(花菖蒲)を見て
アレ?あやめにそっくり…!と思いました。
今回知ったこと、あやめは漢字で書くと「菖蒲」だそうなのです…!知らなかった。。(変換すると出てきます)
調べていくと、似ているシリーズに「カキツバタ」も出てきて、たしかに色も形も良く似ています。
花弁の根本部分の模様(色)が異なるなど比較画像もあり、へぇ~!ほうほう!の連続。笑
現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」は、実在した植物学者さんをモデルとした内容でして、植物について研究を進めている段階…という時代の日本が舞台です。
植物図鑑というものは無く、自分たちで標本をつくり、顕微鏡で細部まで調べ研究する…という描写もあります。
花菖蒲もあやめもよく似ているし、咲く時期も近いから“同じもの”と当時の人々は認識していたとしたら、その後、植物学者たちの研究により『よく似ているけど、別モノである』が判明した植物のひとつだったりするのかな…なんて、ドラマの描写とリンクしつつ、想いを馳せてしまいました。
これからの季節は、夏の植物、草花を楽しめるときですね。
信州の6月も魅力満載です♩
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