youtubeチャンネルはこちらyoutubeチャンネルはこちらから!
TOP > ブログ > テクノロジーを活用した自然栽培稲作に感動!

COLUMN/BLOG

ブログ

2025.06.12

テクノロジーを活用した自然栽培稲作に感動!

皆さま こんにちは 田中です。
一年前のお米騒動をきっかけに、自分でもいずれお米をつくれるようになったらいいなー なりたいなーと思っていたら
ご縁あって体験という形で今年お米づくり加われることになりました。


自然栽培稲作という点でも あえてアナログで行なう部分を体験として用意してくれていて
トラクターが無かった時代はこうやって 植えていたんだ…!という、先人たちの知恵と工夫に、脱帽であり、ただただ感動します。

稲が育ってきた時を想定して、30㎝四方間隔を開けて植えていく訳ですが、植える際の目印は必要。
30㎝間隔で突起したトンボ型の板を引いて田んぼを歩くことで 水面下の土に線が付く…というもの。そのトンボ型の板のも手づくり!
一方向に引いた後、それを縦断する方面に引くと、枡形の線が田んぼ内にでき、十字の所に苗を植えていく…という仕組み。


代表からレクチャーをいただき、いざ!

初心者(私)が、そう簡単にまっすぐ植えていく…ってワケにはいかないものですが^^;
手で植えるというのは時間がかかる分、お米一粒一粒がとても貴重で大切なものであることを実感する時間でした。

自然栽培稲作は、農薬や化学肥料を使用しない点で 除草剤も蒔かないので
どう雑草対策するかというと…

その名もミズニゴール(水、濁る)という遠隔運転・自動運転が可能なこのマシーンが田んぼを走って除草します。

水を濁らせることで光合成させないで草を伸ばしにくくする効果や
草の根が生え始めた段階を見計らってミズニゴールを走らせるだけで まだ軽い草の根は簡単に水面に浮かんできます。

田んぼ内を勢いよくパシャパシャ走るのに、稲は全然平気(無事)という研究に研究を重ねたマシーンなのです。
正式な名称は『ミズニゴール2025』。そうなのです!年々進化しているのです!

YouTube動画 ミズニゴールが走る様子


・・・・・・・・・・

農家さんの時給は10円 という衝撃の話しを聞いたのは昨年のこと。
今回こうして体験したことで 時給10円 って、たしかにあり得るかも…と実感しました。

私は「植える」の部分しか体験してないですが、その前段… 休耕地の状態から草や木を抜いて、耕せる状態にするまでの工程やら
耕して水を入れても、何年も使ってなかった田んぼの土の状態だから、水が平らに入らないとかの苦労やら
苗を調達する、道具を調達する、無い道具は手作りする…などなど
私が想像できる範囲だけでも、工程もご苦労も山盛りあります。

収穫量や販売価格を、労働時間&内容に換算したら時給はすごく低くなってしまうんだなと。

収穫までは連日、栽培のお世話があり(しかも猛暑の最中…!)、稲刈りのあとは脱穀に精米…と、お米づくりって 体力も時間も気持ちもすごくエネルギーを要するんだな…と
当たり前になっていたけど、当たり前じゃないのだと気付かせてもらい
日本米が、信州米がこうして食べられることのしあわせを噛みしめつつ

と同時に
「洗米をすれば炊飯して食べられる状態のお米」にするまでの過程も、販売価格に含まっていて当然であり お米って本当はもっと高価なものでも正当なのかもしれないとも思えました。
日本人の心と体をつくる母国の主食『お米さん』ですもんね♩

横一列になって おしゃべりしながら手植えしているとき
あぁ 昔ってこうやって みんなで一緒にお米づくりしていたんだなぁと
初めてのことなのに不思議と懐かしいような気持ちになったのです。
日本の原風景を体感した感覚というか、これはDNAが反応したのでしょうか^^

収穫までの様子もまたお届けいたします!

AROUND BATTERY

心が動くイベントづくり
アラウンドバッテリー

【松本OFFICE】
〒390-0852 長野県松本市島立860-1-202
TEL.0263-50-8801 FAX.0263-50-8802

【東京OFFICE】
〒153-0062 東京都目黒区三田2-12-5 COMBO HOUSE
Tel.03-5860-8164 Fax.03-6303-1361